豆の壺 - ベランダで豆栽培!







茶豆と枝豆の違い、味、おいしいのはどっち?

茶豆と枝豆の違い、味、おいしいのはどっち?




茶豆と普通の極早生枝豆を比較してみました。

枝豆を育てようと思った時に、すぐに目についたのがチャマメでした。味と香りが格段に良いという宣伝文句でした。このように書いてあったらどうしても買わずには居られません。

おそらくスーパーで売られている枝豆とは違う、自分が食べたことのないようなとても美味しい枝豆ができるのだろうなと思い、心踊らせながらすそのチャマメを選んでしまいました。

しかし、その横に極早生枝豆というものがありました。

そこには見るからに大きく育った、鮮やかな緑色の枝豆の写真が載っていて、すぐに早く大量に枝豆ができると書いてありました。

チャマメの方が栽培期間が大変長くて、たくさんできるとは書いてありませんでした。

これはつまり、チャマメを長い間一生懸命、育ていても、失敗したら、長い時間かかっているのに何も取れない、ほとんど取れないということになりかねません。

そこでこの極早生枝豆がとても魅力的に見えたのです。

極早生枝豆の味があまり期待しないようになものだと思っていましたが、説明文を読んでいると、改良を重ねた上で美味しく食べられるようになっているようです。

そして普通にスーパーで売られているのと同じような気がしました。おそらく普通に売られている枝豆もそれなりにおいしいですので、これでもいいかなと思ったりもしました。

しかしもし売られている枝豆と同じであれば、わざわざ作る価値はありません。

それならばいっそのこと、チャマメと極早生エダマメの両方とも育ててみようと思いました。

時間がかかるチャマメが出来上がる前に極早生枝豆がすぐに収穫できて、まずは普通の枝豆を味わうことができて、その後しばらくしてから貴重な珍しい大変おいしいという評判の茶豆を食べることができます。

これで普通の枝豆とチャマメの味を比較することもできそうです。

育ててみた結果は、極早生エダマメでも意外と成長にばらつきがあったためか、遅れて収穫できるものがありました。

その後、チャマメがかなり近い時期に収穫出来始めできたので、極早生エダマメの味を忘れないうちに比較することができました。



茶豆とエダマメの実の比較(茹でてあります)

エダマメ(極早生エダマメ)と、茶豆です。

左がエダマメ(極早生エダマメ)で右が茶豆です。
茶豆です。

平たく、実が薄いため、サヤが平たくて上から潰されたかのように見えます。

この年は茶豆の育て方がうまくいかなくて、平べったいままで大きく実が太らなかったのかもしれません。

多少は平たいようですが、ここまでうすべらったいかはわかりません。
エダマメ(極早生エダマメ)です。

茶色い毛が生えています。茶豆が茶色い毛かと思ったのですが、茶豆の毛は無色に近いものでした。

おそらく、色々な品種改良をされていくなかで毛が茶色い系統が入っているのだと思われます。

少なくとも、エダマメ、大豆には毛の色が無色と茶色の2系統以上はあると想像できます。
左がエダマメ(極早生エダマメ)で、右が茶豆です。
横から見ると茶豆の方が薄く平たいです。

本当は茶豆も大きく丸くなるのだろうと思いますが、かなりの長い時間待っていましたが、実はこれ以上膨らむ様子がありませんでした。

もしかすると、実が入りにくい状態になってしまったのかもしれませんし、大きくなるのに時間がかかるのかもしれません。
サヤから出した茶豆です。茹でてあります。

食べると、大変いい香りがします。味は深みがあります。

実は柔らかめでした。
サヤから出したエダマメ(極早生エダマメ)です。茹でてあります。

早いだけがとりえかとおもいきや、エダマメ用に最適な品種を選んでいるようで、大変甘みがあり、美味しかったです。

香りは茶豆にはかないません。歯ごたえもあり、茶豆よりは硬い感じです。
並べるとすぐに分かります。

茶豆はやはり、皮が茶色くなり始めているのが分かります。もう少し完熟させればもっと茶色く、実が厚くなったかもしれません。
皮をはいでみました。

ソラマメのように中からは綺麗な緑色のマメが出て来ました。通常はエダマメは皮ごと食べてしまいますが、中を見るとこのようになっていました。

茶豆でもエダマメ(極早生エダマメ)でも中味の色は同じ緑色でした。
やはり、茶豆のほうが平たく薄いマメでした。

大きさは茶豆のほうが大きいのですが。
どうも、とり遅れたのか、時期が悪いのか、病害の跡が多くなってしまいました。綺麗な実は少なく、ほとんどが茶色い傷ができていまいした。

夏の早い時期に作ったものは、綺麗な緑色をしていたのですが、茶豆は収穫するまでに極早生の1.5倍くらい期間がかかります。晩成のエダマメです。

そのため、収穫する時期が真夏に近くなってしまいました。



茶豆と極早生枝豆を栽培してみた結果

チャマメは極早生枝豆よりおいしいか?

果たして本当にチャマメはオイシイでしょうか。

たとえこれだけ苦労して作ったとしても、今まで食べたことがない位おいしかったとすれば、それだけでもう充分です。収穫量が少なかったとしても、そのほんの少しでも、おいしいという感じがあればそれで満足なものです。

育ててみた結果は、茶豆がやはり普通の枝豆とは違い、育て方が重要でした。

はっきり言ってうまく育てることができませんでした。一応、実はなるにはなったのですが、なんとなく実の大きさが小さくあまり膨らまなかったような気がします。これからは茶豆をうまく育てられるように極めていこうかとおもいます。かなり、マニアックな領域です。

また枝豆の実が、ちゃんと鞘に豆が入っていない状態のものが結構あったりしたので、おそらく何かの問題があったのだと思います。これからは少し工夫してうまく作れるように試してみたいと思います。

そんなうまくできなかったチャマメですが、普通の枝豆と比べるとやはり全く違う感じがします。

単純に味だけを比べると、普通の枝豆も相当なもので、食べた時にとうもろこしのようなかなり甘い感じがします。これはこれでかなり美味しいと思います。

普通の枝豆だけでもおそらく自分で作ったら十分に満足できると思います。枝豆は収穫してからすぐに茹でて食べたほうが美味しくなります。そのためスーパーで買って食べるよりも自分で作った方がやはりおいしいようです。

チャマメの方は?

これが本当の最高の状態とはいいがたいのですが、それでも香りがものすごく豊かな感じで、やはりどことなく高級感が漂っています。形がなんとなく平べったいのですが、これが成長がうまくいかなかったためなのか、それともこういうものなのかそこがいまいちわかりませんでした。

昔親戚から頂いた茶豆の系統の豆がほんとに薄っぺらい豆で、めちゃくちゃおいしかったのを覚えています。品種によるんだと思います。

実の周りについている薄い皮が、普通の枝豆は緑色なのに、茶豆は、やはり茶色い黒っぽいような色がついていました。これは大きな差だと思います。

そして食べた時の食感は、普通の枝豆のようにシャキシャキとしているような歯ごたえはあまりなく、やわらかくて何となく食べているという感じで、硬さはないのですがねっとりとした中にうまみがあるよな気がします。

甘味は控えめな感じで後から沸き上がってくる感じで、むしろ品種改良された枝豆の方がわかりやすい甘さがありました。

とにかくちゃんと作らないと、さやに豆が入らなかったり、実がおおきくななかったり、または虫が入ってしまうものも多かったので、これがちゃんとうまくたくさんできるように、また作ってみたいと思います。

確かに収穫するまでにチャマメは時間がかかります。

これは1ヶ月ぐらい遅くなると思います。普通の枝豆が収穫できてから1ヶ月も待たされると、普通の枝豆でさえ収穫できるの待っているのはかなり待ち遠しいのですが、それからさらに待つというのは、かなり首を長くして待っているような感覚です。

これはやはり広い土地を用意できて、チャマメと早くできる枝豆を両方植えて、チャマメの方がほとんど放置状態で気がついたらできていたというような感じる作る方がいいかもしれません。

自分がとても狭い場所で、茶豆と普通の枝豆を作っていたので、やはりそういったところに余裕がなかったのかもしれません。

また、枝豆があまり密植させると、花が目立つような植物ではないのでちゃんと受粉できないようです。そのために、実が入らないということもあるかもしれません。

そういう意味で茶豆は広い土地と長い期間、そして収穫はあまり多くないと言う、最高に贅沢な枝豆だと言えると思います。