小豆(あずき)の育て方−株間、植え方、時期、収穫方法
小豆(あずき)の育て方−株間、植え方、時期、収穫方法
小豆(あずき)の育て方、栽培の様子
- 種を探す。スーパーで適当に煮ていない小豆を買ってくる
- 畑の地面をならす、耕す。
- 間隔を空けて、種を播く。水を与える。
- ネットを被せて、鳥に新芽の双葉を食べられないようにする。(これが一番大事)
- 本葉が出てきたら、防鳥ネットを外します。
- そのまま、放置します。雑草に囲まれたら雑草を抜きます。
- さらに放置します。すると、いつの間にか花が咲いて、小豆のサヤが出来て、膨らんでいます。
- そのまま放置します。サヤが茶色く枯れてきたら収穫です。
- 雨に振られる前にサヤごと収穫して乾燥して豆を取り出して、さらに十分乾燥させて保管しておき、食べたい時に煮ていきます。
というように、豆は安いのがよくわかります。国産の豆って、なんかプレミアムがついて高いイメージですが、それは土地の狭さが全てであり、それ以外にありませんので、若干、割高ですが、ほかの生鮮野菜に比べれば安いものです。
それゆえ、通常は栽培する場所は広大な安い土地が手に入るところであるということが条件になります。育ててみるとわかりますが、基本、放任栽培です。そして、最大の敵は、雑草です。発芽直後の鳥による双葉、子葉部分の食害、というより、種まき直後にふやけた種をついばんでしまうという被害もありますが、鳥が頻繁に出る場所じゃなければ、そのままで、また、農薬が付いていて鳥さえ寄り付かないという環境であれば、気にしないのかもしれません。
とにかく、雑草だけが敵です。そして、肥料もマメ科はほとんどいりませんし、そもそも、小豆は1粒を大事に育てる方法よりも大量生産が本来の意図である場合、気にすることもありません。すると、雑草さえなんとかすればいいということになります。雑草に覆われると、背丈の低い、とくに低いのが小豆、これはとてもかないません。日陰になり、隠れてしまいに枯れてしまいます。手遅れになる前に雑草を抜かないと、栄養分がとられるという以前に枯れてしまいます。
ですので、雑草抜きが一番大事なのが豆科の野菜栽培です。そこで、除草剤を撒いて雑草を枯らしてしまおう、という発想が出てくるのです。それでも、豆も枯れますから、枯れない遺伝子組み換えをほどこしていくという、方法が海外では多いわけです。だからこその高くても国産です。